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夢を見た。
いつも夢を見るけれどそれはいつも見る夢とだいぶ違った。
ゴミの山の中俺は立っていた。
ずいぶん長いことそこにいた気もするしほんの数秒だった気もする。
見渡すとゴミは俺が今まで捨ててきたものだった。
驚いた。
だが体は動かない。
シューズ 本 服 小さいころ好きだったアニメの人形
実態のないものもなぜかそれだと気づいた
すごく辛かった思いで 人を愛するこころ
それから…
「なにもないことが幸せなら あなたにはなにもあげない。」
声がするほうを見ると男が手を伸ばせば触れる距離にいた。
声をかけようとしたけれど男の眼は冷たく鋭くかけれず男はさっていった。
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