龍の守唄

本編

ナレ『彼らが空を泳ぐ風が今日も雲を揺らしこの体に届く 海としまじまの守り主達 天龍が住まう世界』

シュエン『キト❗キト❗』

ワタル『シュエンがまたキト呼んでる どっから？』

ナギ『響きますからねえ この神殿』

シュエン泣きながらキトを探している

シュエン『うう😭』

キト『はい』

シュエンがキトに飛びつこうとして止められる

シュエン『キトっ・・・』

キト『どうしました シュエン』

シュエン『うっううﾞ キ・・キトが・・私の知らない間に・・』

キト『はい』

シュエン
『龍の姿になって空に帰っちゃう夢を見たの 天龍達の住む龍宮に』

ナレ『百五十年前から天龍の加護をなくした龍の一族の地 その島の神殿に一人の龍の子と一人の巫女が住んでいる』

キト『そんな夢を』

シュエン『うﾞっ うああああﾞあﾞ』

キト『泣くんじゃありません❗ 俺がシュエンに黙ってここを出るはずないでしょう ほらしっかり立ってしゃんとする』

シュエン涙をこらえて

シュエン『はい キト』

キト『よし』

シュエン 『え えへへ』

キトに涙を拭かれて照れる

キト『とりあえず顔を洗って来なさい』