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黒髪と赤髪の熱血テニス部顧問で正門前に佇む、既婚者レウス
彼は、とある人物に熱血ぶりが似ている
ドタドタ…
足音と共に砂煙をあげながらディアが正門に着く
「…8時10分…だな」
レウスは目を丸くして言う
何故ならいつもは遅刻しているのに珍しく5分前に来たからである
早かったとしても10秒前だったりする
「これで全員来た……ん?」
名簿を見ながら登校状況を確認しながらレウスは首を傾げた
「ウランをみてないか、ディア?」
あれっ、俺なんかとぶつかった後に電柱にぶつかって辺り一帯を停電にしたっけ?みたいな顔をするなディア
「ウランかどうかは知らないが、誰かと衝突した」
「馬鹿か」
そういいながらポケットに入れてあった携帯を手に取りとある人物に電話をかけ始めた
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