42人が本棚に入れています
本棚に追加
寸でかわしされ上から肘打ちを食らう
?
「俺から隙を取った事は誉めてやろう、だがまだまだだ
そして俺に一度見せた技はもう通用しない」
嘘を言っているようには見えない、恐らく本当の事だろう、もしそうならもう『蒼破刃』『蒼破追蓮』『獅子戦吼』は使えない
だけどどうする?
俺の技はほとんど見せてしまったぞ……!
なら……賭けるか?『鋭風刃』に!
?
「もう終わりか?」
だがまだあの技は未完成故に加減が効かない
オーグルベア二匹が貫通した事を思い出した、もしかしたら相手は只では済まないかも知れない
それでも迷ってる暇はない
あの人ならどうにか防ぐだろう
ゼロ
「はぁッ!」
全力で放った『鋭風刃』がかなりの速度で空を走る
?
「!?、グゥッ!!」
男は剣と手斧をクロスさせて防いだが予想外の威力だったのか剣を弾かれガードが崩れる
次は外さない!
ゼロ
「そこだッ!」
?
「グフゥッ!!」
腹に『獅子戦吼』が決まり、男は吹き飛び倒れ、そして俺は剣をむけた
勝敗は決した
ゼロ
「はぁ……はぁ……俺の……勝ちだな」
?
「見事だ、だが今のお前はまだ未熟だ、その事を忘れるな」
最初のコメントを投稿しよう!