死別

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僕は後悔しています。 自分の誕生日のせいで、家の人も浮かれていたので、僕に目が来ていたはずです。 曾祖父の異変に気づくのがもっとはやければ、病院につれていってすぐに対応できたかもしれません。 曾祖父はもう少し、長く生きれたのかもしれません。 僕さえ生まれてこなければ、家族がもっと冷静になれた。 そういう後悔が残っています。
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