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「骨使い?」
「そうだ。」
「ん?んん?骨使いって?整骨院の先生って事ですか?」
「あのなぁ?俺様が整骨院の先生なら、わざわざ骨使いなんて回りくどい言い方しないで、整骨院の先生って言うだろ!」
「ああはあ、それでそのぉ?骨使いって一体何なんですか?」
「おいおいおいおい!骨使いを知らないってのか?」
「そんなにポピュラーなんですか?骨使いって。」
「いや、ポピュラーかポピュラーでないかの話をしたら、ポピュラーでないよ。だがなぁ?それでもどっかで耳にした事もないってのか?」
「それが、さっきからずっと記憶の中を探し回ってるんですけど、さっぱりなんですよ。骨使いって、そもそもジャンル的には何なんですか?」
「ジャンル?」
「はい。戦う為の何かなのか?戦わない何かなのか?」
「お前さぁ?こうしてお前と対峙してる時点でそりゃあ、戦う為の何かだろ?」
「そうですよね、やっぱり。骨使い?謎の使い手ですね。」
「はあ?」
「いや、ボクが戦う初めてのタイプの使い手です。」
「なあ?あのなあ?」
「はい。」
「俺様にしてみりゃあ、ママのお使い、のお前の方が謎だ!」
「えっ?ママのおを使うだけですよ?」
「だからだ!」
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