第2章

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「着きましたよ♪」 「でか・・・・」 僕は小さい街を予想していたのだか僕の予想をみごとに粉々に砕かれた。第一印象がとにかく門がでかいこれを見ただけで街の規模がどんだけでかいか予想できる。 「ここはルーデシア王国の首都ルーデシアです♪この街有名ですし名前は聞いたことありますよね?」 「あ ああ名前くらいなら旅の途中でなんども聞いたからな。」 すみません。マジでそんな名前知りません。 「この街はルーデシア城もある大きな街ですから知らない人はあまりいないですからね♪」 「入り口はあの大きな門であそこで受付をしてから入るんですよ。じゃあ行きましょうか。」 「うん。」 (まだ不安な部分もあるけどなんかこういう展開ワクワクしてきたな。) そんなこと考えながら僕らは街の入り口である大きな門に足を進めた。門の前にはマジこの兵隊さんたち鎧とかいるの?剣とかで斬られても逆に剣がこわれるんじゃね?って思うくらいでかく強靭な体をもった5人の兵隊さんが門の前で仁王立ちしていた。 「・・・・なにこれ。」 「どうしたんですかツバサさん。早く逝きましょう。」 「あ ああ。そうだね。」 (あれ?おかしいな行きましょうが逝きましょうに聞こえるんだけど気のせいだよね?ただの僕の勘違いだよね?) 僕はビビりながら怖い兵隊さんがいる門の前に歩いていった。 「おつかれさまですぅ。はい入門証です。」 「はい。確認しました。おかえりエミリアちゃん。」 「それとこの人旅人なんですけどこの街に来るのはじめてなので入門証つくってもらってもいいですか?」 エミリアがそう言うと怖い兵隊さん5人が一斉に僕をみた。いや睨んだの間違えだな。マジ目が怖い。 「じゃあこちらで検査と手続きをするのでこちらへどうぞ。」 そういうと兵隊さん5人のうち三人が僕を門に設置されている小さな部屋へ僕を連れていった。 部屋に入る前「おいしく料理してやるよ。」って聞こえた気がした。気のせいであってほしいマジで。 ーーーー10分後 「はい。おつかれさまでした。こちら入門証です。ようこそルーデシアへ。」 「ど どうも。」
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