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マジで涙目検査のときずっと至近距離でガチムチの兵隊さんが睨んでくるんだもんマジこの街ヤバイ。
「終わりましたね。あれ?ツバサさん涙目ですけどどうしたんですか?何かあったんですか?」
「い いや目にゴミがはいっただけだから気にしないで。」
「そうですか。何かお困りでしたらいつでも言ってくださいね?」
エミリアは笑顔で僕を気遣ってくれた。マジ天使やぁ。
「う うん。ありがとエミリア。じ じゃあそろそろ行こうか。」
「そうですね行きましょうか。」
笑顔は嬉しかったが後ろからものすごい殺気を感じたため早く中に入ることにした。
「うわぁ~綺麗な街だなぁ~」
中に入ったらそこは少し古風な西洋の街並みが広がっていた。
「なんだか風情あるいい街だね。僕こういう感じの街好きだな。」
「ふふふありがとうございます。私もこの街大好きなんです。この街は争いもなくて住んでる人みんな優しくて笑顔が絶えない街でホントにいい街なんですよ。でもこのごろは・・・・」
さっきまで街のことを楽しそうに話していたエミリアの顔から急に笑顔が消えた。
「なにかあったの?」
「・・・このごろ街の雰囲気が悪くなりはじめてるんです。最近街の人と王国の兵士の喧嘩が激しくなって関係が悪化してきてるし国に怪しい黒いローブを着た人たちが出入りしてるしなんだか私嫌な予感がするんですよね・・・なんだか近いうち大きな争いが起きそうな気がして・・・」
「エミリア・・・」
「あっすみません。なんだか暗い空気になっちゃいましたね。今のは私がただ勝手に考えてることですからきにしないでください。きっと大丈夫ですよきっと。それより私街案内しちゃいますから行きましょうか。」
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