0人が本棚に入れています
本棚に追加
/24ページ
僕はゴンザレス先生(生徒命名)の授業をうとうとしながら受けていた。
(ヤバイ眠気が半端なくなってきた。なぜかゴンザレスの授業だけ眠くなるんだよな。)
眠気にやられそうなのでなんとかなく周りを見てみると机の下でゲームをやりながら寝ている海斗が見えた。
(なんであの状態で寝ちゃったんだろう。つかあの状態で寝れるのってすごいよね。ゴンザレスに見つかったら終わりだな。)
見つかるのも時間の問題だと呆れながら考えていると自分にも強力な眠気が襲ってきた。
(ヤバイ・・・俺も・・限界・・・)
睡魔に殺られ眠りに落ちた。
“「ぐすっぐすお母さんお父さん死なないでよぉ。」
「いやだよぉ私をひとりにしないでよ。」
(ここはどこだ。女の子?女の子が泣いてる。あの子の前に男の人と女の人が倒れてる。これはいったい何が・・・)
目の前にいる少女を見ながら考えていると後ろから凄まじい爆音がなった。
ドカーン!
(なんだ?!何が起きたんだ!)
後ろを振り返ってみると西洋の鎧をきた連中が手から光の玉のようなものを出して家を破壊したり剣で人を虐殺していた。
(なんだこれ・・・ひどすぎる・・)
鎧のひとりが女の子に気づいたらしく剣をもちながこちらに近づいてきた。
(やめろ!この子に手を出すな!)
僕はそう叫びなら鎧になぐりかかった。だが拳は鎧には当たらずそのまま透けて鎧を通り過ぎてしまった。
(そんな!やめろ!やめてくれ!)
鎧が女の子の前まできて女の子に剣を降り下ろす瞬間僕の意識はだんだん失っていった。
(ちくしょう・・・意識が・・・ちくしょう~)
意識は完全に落ちていった”
最初のコメントを投稿しよう!