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僕はぶっ飛び前の家の犬小屋の中に突っ込んだド変態金髪バカこと五十嵐海斗に近づいた。
「おい変態。テメェは普通にインターホンも押せねぇのか迷惑だということを考えやがれ。クソ死ね。」
「ずびばぜん。づばざざん。」
「はぁまったく。まあいいやとりあえず立ちなよ。」
ボロボロの海斗にため息をつき海斗をとりあえず立たせた。
「そんでどうしたの?いきなり。来て」
と僕はいきなり訪問してきた海斗に聞く。
「いや~学校終わったらゲーセン行ってたんだけどひとりで行ってもつまんねぇからやめたんだけどそんでも暇だから今までナンパしてたんだけどみんな失敗したからしょうがねぇからお前ん家で夕飯食いながらゲームでもやろうと思って遥々ここまできた。」
「なんでそんなえらそうなんだよ。まあいいやとりあえず家に入りなよ。」
「おっ マジか。そんじゃお邪魔しま~す。」
そう言うと海斗は僕をほったらかしにしズケズケと自分だけ中に入っていった。
(はぁ まったく。とりあえずあの本のことはあとでもいいか。)
内心あの本のことが気になりながらも海斗のあとを追って家の中に入っていった。
僕たちは夕飯を作るのがめんどくさいので宅配ピザを頼みピザを食べながらたわいのない話をしていた。
するといきなり真剣な顔になった海斗がいきなり話題をかえた。
「あのさぁ翼お前ニュースで最近人がたくさん行方不明になった事件知ってるだろ?」
「うん知ってるよ。最近そのニュースばかりやってるよね。それがどうかしたの?」
「いやこの前あるサイトの掲示板でこの事件について気になることが書いてあってな。なんか行方不明になったやつら全員が消える前にそいつらの家に洋書のようなものがポストに入っていたらしんだ。みんなその本によって消されたんじゃねぇかって言う書き込みを見つけたんだ。」
僕はその話を聞いてあの本のことが一瞬頭をよぎったがすぐに考えないようにした。
「まあこんなバカげた話あるわけねぇんだけどな。なんか一気にしらけちまったなこんな話やめるか。おっ テレビにアイドルの冬月雪ちゃんでてんじゃん!!いいねぇ~♪」
その後僕たちはこの話題をには触れず飯食ったあと僕の部屋でずっとゲームをした。
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