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第1章
毎日が同じ繰り返し。
朝起きて学校行って家に帰って飯を食べまた寝る。
毎日がその繰り返しだ・・・
退屈だ・・刺激がほしい・・・
僕は非日常がほしい・・・
そんなことを学校の教室の窓から外を眺めながら考えている。
僕の名前は斉藤翼。どこにでもいるようなただの高校二年生だ。
僕は最近この繰り返される同じような暮らしに嫌気がさしている。刺激がある非日常的な暮らしがしたい。とそんなことを考えていると後ろから・・・
「つばさぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁおえっごぼごほ」
バカがきた。
叫びすぎてむせているこの金髪短ランバカの名前は五十嵐海斗。こいつは僕が物心がつく前から一緒にいるいわば幼馴染みってやつだ。
「どうしたんだよ海斗。何か大変なことでもあったの?」
「聞いてくれ翼!俺はやったぜ!俺はとうとう例のブツを手に入れたぜ!」
「いや例のブツってなに?」
「ふっふっふ見て腰をぬかすなよ。例のブツとはこれだ!」
と言いながら海斗が勢いよく机に出したものはゲームカセットだった。
タイトルは・・マッスルファンタジーⅢ~ガチホモの逆襲~と書いてあった。
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