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「お、おい!本当に当てるぞ!」
ク「・・・・・・・」
無言のまま尚も歩みを止めず一歩また一歩と近づいていく
「くそっ・・・お前が悪いんだからな恨むなよ!【ライボルト】!」バリバリ
【ライボルト】中級魔法威力は中の下
杖から放たれた電撃は真っ直ぐクロに向かって放たれた
リ「危ない!」ダッ
クロが危ないと思い助けに行こうとするリリィを
ガシッ
タ「ダメですよリリィ先生」ニヤニヤ
タキネがリリィの肩を掴み止める
リ「何故です!」
タ「これは一対一です。我々が手を出したら意味ないでしょ?」ニヤニヤ
リ「!?(こいつ楽しんでやがる)」
リリィはタキネの態度に苛つきを感じながら視線をクロに向ける
ク「・・・・【ウィング】」バッ
【ウィング】下級魔法威力下の中
クロは呟くように風魔法の【ウィング】を唱え手を前に出しその後前から横に動かした時男子の放つ電撃がクロに当たる直前で消滅した
「なっ!」
この行動にライボルトを放った男子は驚いた・・・周りのクラスメイトも驚愕の表情を浮かべる中
ク「・・・・・・・」
クロだけが何事もなかったかのように男子に向かい歩き出す
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