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ロ「なぁなんでそこまで喜ぶんだ?」
ル「えっ?」ピタッ
跳び跳ねていたルルが動きを止め固まった
ル「それは・・・その・・・」
俯き声が小さくなった。どうやら地雷を踏んだらしい
ロ「わ、わりぃ!そんな意味で言ったわけじゃないんだ!」
焦るロイ
ル「いいんです・・・友達いなくて・・・いつも独りで・・・ボッチなんですよ」ズーン
ルルの周りの空気が重くなる
ク「・・・・・・・」スッ
ル「ん?」
クロがルルに向かって手を差し出す
ル「なんですか?」
ク「・・・・握手」
ル「何故です?」
ク「いいから」
ル「・・・・わかりました」グッ
ルルがクロの手を握り
ク「これで・・・僕達は・・・友達」ギュ
クロも握り返した
ル「えっ?あ、はい!私達は友達です!」パァァ
先程の笑顔に戻りロイとセシリアは安息をつく
ル「ん?この箱」
ルルが近くにあった箱を持ち上げた
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