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「レンガ!レンガだってよー!どこの職人なんだよお前は!ガハハハハハ!!」
「どーせ作れなくなって、いつもみたいにドラえ豚~!って泣きつくくせにー!」
二匹にからかわれたのび豚は、悔しくなり負けじと言い返しました。
「なんだいなんだい!僕一匹で作ってみせるさ!ジャイ豚とスネ豚なんか、住まわせてやらないもんね~」
そう言うとのび豚は一匹で、威風堂々と家造りに向かいました。
その姿からは、あやとりや昼寝をしている様子など想像もつかないほどです。
「よーっし、僕ちゃんもさっさと作っちゃおー」
「俺様もとっとと作っちまうか。雨でも降ってきたらめんどくさいもんな」
こうして二匹はそれぞれの思い描く家造りに向けて、大きな一歩を踏み出しました。
さて、ではジャイ豚の家造りの様子から見てみましょう。
「わら、わら、(笑)、わら……お、あったあった!全部いただきだぜ!」
早々とわらを発見したジャイ豚は、手早くわらをかき集め、作業を進めていきます。
「このぶんだと、俺様が一番のりなのは間違いないな。造り終わったら、二匹をからかいに行ってやるか!」
そして宣言通り、わずか一時間という早さで自分の家を造りあげた一番のりのジャイ豚は、スネ豚の様子を見に向かいました。
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