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ノゾミ「5階、370、ここや」
コンコン
ガラガラ~
流星「望!!小瀧が……、小瀧、望来たで、」
ノゾミ「小瀧、……、め、目ぇ開けてぇ、グス、来たでぇ」
泣き崩れながら、手を握った。
ちょっとだけだけど、握り返してくれた。
すると、
小瀧の目が
開いた。
小瀧「の、のぞ、み…、?」
苦しそうに名前を呼ぶ小瀧。
ノゾミ「せやで…!、なんでこんな、傷だらけやねん、、あほ、」
小瀧「フッ、な、んで、やろ、なぁハァ、ハァ、」
ちょっと笑いながら言う。
小瀧「、なぁ、、」
ノゾミ「…ん?、なに?」
小瀧「今まで、、ありがと、な、」
スゥーと微笑みながら目を閉じる君。
ノゾミ「なんでやねん、なぁ、おきてぇや、グス、そ、そんなん、嫌や、グスッ、嫌や、」
ピーーー
世界で今、一番聞きたくない音がながれた。
流星「ッグス……」
医者「8月30日、9時2分、永眠です。」
ノゾミ「、のぞむ~~~~」
私は、望の手を握ったまま、叫んだ。
しかし、望は起きる事はなかった。
.
END
ロ2
何故こうなったのか。
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