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私は買い物をすませると急いで早瀬さんのマンションに向かった。
まだ…あと少し一緒にいたい
その気持ちを抑えきれず早瀬さんが明日の朝食べられるように
パンや牛乳など少しだけ買ってマンションに
向かったのだ。
帰ったと思っている早瀬さんを驚かせようと
連絡を入れずにむかったのだが、
マンションの前で
見慣れた姿が見えた。
早瀬さん?!
早瀬さんが私に気づいてにやりと笑った。
急いで近づき
「どうして…?」
そう問いかける私に
「ん?きっと戻って来る気がしたから」
そう言って笑った。
あ~驚かせようと思ったのに一枚上手でしたね。
「もう~~」
ちょっと拗ねた顔をしながら、私は早瀬さんの腕に自分の腕を絡ませた。
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