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その部屋にはなにやら機械でできた機械のようなものが置いてあった…
「これは記憶をDVDにコピーする機械です。
あなたはお金のためにこの機械を使用し多額のお金を手にしました。」
そんなことが…ありえるのか?
「しかしこの機械は非常に危険性が高いものです。
それを承知であなたは記憶を売ったのです。
失った記憶はどうにもなりません。」
記憶を売る?しかし嘘を言っているようにも思えないな…
「オレはどうすればいいんだ?」
「あなたの記憶は売りに出されています。
あなたが自分のことを知りたいのならあなたの記憶を買う必要があります。
記憶は戻りませんが自分のことの全てを見ることができます。」
全てを知りたい。知って人生を楽しみたい
「そのオレの記憶はいくらで買えるんだ?」
「あなたが手にしたお金を使えば充分に払える額です」
買わなければ…買わなければ何も分からない
「わかった。
オレの記憶を買おう。」
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