雅さんと殺人事件

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「なぜ、まだ、起きてないんですか!?雅さん!」 月妃君の怒鳴り声で目が覚めた私は、時計を見て「あ…」と声を上げた。 「「あ…」じゃ、ないですよ!何してるんですか!?バス間に合いませんよ!?」 月妃君は、カンカンだ。 私は急いで支度をした。 午前8時13分。 バス乗り場まで30分掛かる。 9時に出発だ。 「やってしまった…」 月妃君が、手伝ってくれたおかげで、なんとか9時までにバス停に着くことが出来た。 「いや、しかし、お腹空いたね。月妃君」 「知りませんよ、あなたが起きてなかったのが悪いんでしょう!?」 月妃君はご機嫌ナナメのようだ。
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