第1章

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「では皆さん卓袱台と座布団はありますか?」 「先生、俺の座布団に綿が入ってないです」 とクラスメイトが先生に言ったそれを皮切りに 「先生俺の卓袱台足が折れてます」 「窓が割れて風が寒いです」 と何人かが不備を言った が 「我慢するか自分で直して下さい」 思ったより酷い設備だな 「じゃあまずは自己紹介から」 聞いてるのがあれなので寝ると言う訳で以下略 「では最後に」 「遅れてすみません姫路瑞希ですよろしくお願いします」 「なんでここにいるんですか?」 失礼な事を言ったやつがいた 「振り分け試験の途中で熱が出て」 「そういうことか」 「では浅田君君が最後です」 「わかりました」 俺は席を立ち教卓の前に立った 「Fクラス代表の浅田龍斗だ。文月の良心とも呼ばれているらしいが」 「お前らに一つ質問がある 頭が悪いとか馬鹿とか底辺って言われたことはあるか?」 「「「「大ありじゃぁっ!!!!!!」」」」 クラスの声が一つになった そこで俺は 「その扱い変えてみないか? 俺達なら出来るはずさ」 「どうやって?」 と明久が聞いてきた 「勿論『試験召喚戦争』でだ」 「俺達に勝てるのか?」 とクラスメイトの何人が聞いてきた 「当然だまずは 坂本雄二 昔神童と呼ばれていた天才だ」 「次に姫路瑞希皆も知っての通り学年トップレベルの実力者だ」 「さらにムッツリーニこと土屋康太保健体育では最強だ」 「木下秀吉もいる。あいつには演劇を活かして貰う」 「それに吉井明久もいる。こいつは観察処分者だがだからこそ召喚獣の操作に秀でている」 「当然俺も全力でやる。まだお前らは勝てないと思うか?」 「「「絶対に勝てる!!」」」 「そうだまずは召喚獣に馴れる為にDクラスに模擬試験召喚戦争を行う」
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