74人が本棚に入れています
本棚に追加
俺はまた自分の教室に戻ってドアを開ける。
誰もいないが、やっぱり教室の前の方の机が変な方向にズレている。
俺はゆっくりと教室の中に入った。
…ペタ…ペタ…ペタ
乱れた机の列までくると俺の目に
槙野さんの上に馬乗りになり、槙野さんの口を手で押さえている山瀬の姿が…。
急速に頭に血が昇るのが分かった。
ブワッと全身が熱くなり、軽い頭痛と眩暈がした。
「…ッ!!!」
後は体が勝手に動いた。
最初のコメントを投稿しよう!