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蜻蛉 それは儚いものの喩え この物語は奇妙で儚い御話を集めたモノ そしてこの店はそんなモノたちが集う処であり 談話をする物語所でもある 此処に集うモノ達は何も人とは限らない 霊であったり妖怪であったり 将又、神であったり雑貨であったり… 彼らが織り成すのは蜻蛉のように儚く脆い物語 此処は其等が崩れないように、消えないように 護る役目を担う店『蜻蛉』 頁を捲ってしまえばもう後には戻れない それでも貴方は進むのですね? ………解りました ではご案内致しましょう どうぞ最後までお進みください ―ようこそ、蜻蛉へ― 『陽炎』及び『蜻蛉』店主 鬼六
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