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……くそっ、自信満々でむかつく。
証明できるわけないと思ってるんだろう。
俺は草むらの枝を拾いあげ、火の玉に近づいた。
火の玉の前後左右上下で枝を振り回すが糸は無い。
「どんな? トリックは見つかりそう?」
コガネのニヤニヤが深くなる。
くそくそくそっ……馬鹿にしやがって!
枝を大きく振りかぶって……切るっ!「ぎょおぉ!」
瞬間目の前で火の玉は爆発、大きな火柱になり視界を覆う。
驚いて叫んだ時には既に火は収まってい……
「焦げ臭い?」
というか煙い。
てか熱っ!
髪っ!
髪燃えてる!
「ぎゃっつぉおお!」
突然頭から水を掛けられた。
「……さっきから叫び過ぎよ」
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