0人が本棚に入れています
本棚に追加
「ブラボー流星脚!」
DXの頭がヤツの蹴りにより粉々にされる。なんて脚力してやがんだよ。
「まだだ! まだ終わらんよ!」
空中でヒラリと回転するとコックピットに向かって攻撃をしてくる。
盾だ。盾で防がないとやられる……!
「鬼丸流葬兵術! 蒼天隼落とし!」
バキッ──。
「え?」
盾が割れた。真っ二つに。合金だぞこれ。
「うわぁぁぁぁぁぁ!」
頭部破損。左腕部破損。コックピット半壊。殺される……! 逃げなきゃ……!
死ぬなんて嫌だ。死ぬなんて嫌だ。死ぬなんて嫌だ!
「安心しな。殺しはしねぇよ。だが、誰も殺させもしねぇ。これが力の差だ。それが分かったら二度とこんなことすんじゃねぇぞ」
俺はどうすることもできずに初めての作戦は失敗に終わった。
最初のコメントを投稿しよう!