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「私で遊ぶなぁ!」
無視して想像もとい妄想、そして集中する。
「きゃっ?」
っふっふっふ……。キタコレ。こんなシチュエーションを夢見ていた。
ショートの黒髪で小さめのカッターシャツを着ているがその下にははち切れそうなくらい大きな胸。超ミニスカートからは黒タイツを纏った細い足。
「………………」
そして何とも言えない人を見下すような絶対零度の視線。
「ゾクゾクするぜ」
「もういいです……」
ため息混じりにそう言うと、最初の女の子の姿に戻ってしまった。
む。どうやら俺のターンはエンドフェイズを迎えたらしい。
「…………人間はですね、私を失望させることしかしなかったんですよ。今の貴方みたいにね」
仕方がない。男の本能なんだから。
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