~1章~

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「ねぇ、美亜、今日のお弁当の中身なんだと思う?」 お昼は僕も美亜もお弁当なんですけど、実は… 僕の手作りなんです! 美亜のママは朝、忙しくてなかなか作れないので、 『僕に作らせて下さい!』 宣言を美亜とママの前でしました。 ママは大喜び、美亜は… 『はぁ…うざい』 なんて言いながらも、食べてくれるんです。 「ねぇねぇ」 「知らないわよ、そんなの。お昼になりゃ嫌でもわかるわよ」 そんな彼女も大好きなんです。 .
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