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校庭に出て血臭のする方向に向かって全力で走る。
響も華牙里の隣を全力で走る。
しばらく走り、森の少し開けた場所にでる。
そこには、血だらけの花嫁達と1人の鬼がいた。
血だまりのなかで何人かは息絶えている。
華牙里は怒りの表情を浮かべる。
回りに這うように殺気が広がり始める。
響の眸も黄金色に染まる。
鬼が華牙里達の方を向いた。
すると、ニヤリと笑って目の前にいた花嫁にナイフを突き刺した。
花嫁は激痛で悲鳴を上げながら地面を転がる。
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