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男は手に持っていたナイフを落とすと地面に倒れた。
男「な…にを…した?」
途切れ途切れに男は響に行った。
響はナイフを男の目の前に落とすと、
響「これ、俺が作った毒が塗ってあるんだよねぇ」
とニヤリと笑う。
華牙里は傷を負った腕から手を離すと、
華「これ、解毒剤ないやつじゃ…」
華牙里は常に響が毒と一緒に特性ナイフを持ち歩いているのを知っていた。
ついでにその毒の種類によって作った解毒剤も。
ただ、例外も存在する。
新しく開発したり、
彼の気が向かなかったら
解毒剤は作らないのだ。
因みに今回は後者。
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