第二章

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華牙里は男子を凝視した。 ?「2人目の俺の花嫁は凝鬼に殺されかけた。だから今は普通に実家で暮らしてる…俺の事を恐れて怯えるから庇護翼をつけて実家に帰した」 悔しそうに男子…神崎は唇を噛んだ。 彼の名は神崎 優磨 それなりの力を持ち容姿もかなりの美形。 そして、彼は自らを暗鬼と名乗った。 暗鬼とは、凝鬼に花嫁を殺された鬼が復讐の為になる場合と何らかの理由で花嫁を無駄に殺させないように守る裏の守護だ。 その逆に、花嫁が寿命で長く生きられる自分よりはやく逝ってしまいその悲しみと絶望から花嫁を殺す側に回ってしまった鬼と人間の娘を鬼の子を産める体にするために遺伝子を狂わせてまで子孫を残すことを良しとせず、女が産まれなくなった時点で滅ぶべき種族だと言って勝手な理屈で花嫁を殺す鬼が凝鬼。
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