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銀「……アイツらは忍者?」
ひょいひょい軽々と屋根を渡っていく桂と、いつの間にか桂の後ろで屋根を渡るエリザベスに思わず呟いていた。
松「さて、私達も戻りましょうか。」
銀「へいへい。」
片付けをし、万事屋の中に戻ると、そこは戦場跡だった。
沖「死ね土方~。」
酒瓶を抱えて転がっている沖田。
近「お、お妙さ~ん…。」
タコ殴りにされたのか顔面デコボコの白目をむいた近藤。
お妙「……すーすー。」
酒瓶を枕にして寝ているお妙。
土「……マヨネーズ王国…。」
イラッとするくらい安らかな顔をしている土方。
新「…うっ…お通ちゃん…。」
神「カーコカーコ…。」
神楽に蹴られる体勢で寝る新八に、はしたない体勢で寝る神楽。
万事屋の床に広がっていたのは、まさに屍のような……。いや、屍より性質の悪い酔っぱらいどもだった。
銀「……捨てて来ていい?」
松「駄目に決まってるでしょう。」
銀時が酔っぱらいを指差し恐ろしいことを言ったが、やはり松陽が許しはしなかった。
お登勢「なんだィ。戻ってきてたんじゃないか。」
そんなやり取りを終えた丁度そのとき、何枚もの毛布を持ったお登勢が現れた。
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