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お登勢「戻ってきてたんなら丁度いい。片付けを手伝っとくれよ。」
銀「何で俺が手伝わなきゃいけねーんだよ?」
お登勢「別に手伝ってくれなきゃそれでいいさ。そのかわり……。」
面倒そうにしている銀時に、お登勢は一度言葉を止め、
お登勢「溜まってる家賃、耳揃えて返してもらおうじゃないかィ。」
一番効果があるだろう言葉を言った。
銀「おいクソババッ!何すればいいんだよッ!」
とたんにキリキリ動き始める銀時。
松「……銀時。あなたという人は……。」
松陽の言葉の続きは呟いた松陽しか知らない。
―――
お登勢「とりあえず片付いたねィ。」
銀「とりあえず、な。で、このゾンビ達はどーすんだよ?」
銀時の奮闘により、片付きはしたものの、まだ床に転がるゴミより性質の悪いもの達が残っていた。
お登勢「寝かしといてやんな。朝になったら目を覚ますだろうよ。それより………松陽さん。アンタの気は済んだのかィ?」
松「ええ、済みました。……明日、私は過去に戻ります。」
お登勢「…そうかィ。」
それきり、お登勢も銀時も、松陽も何も言うことはなかった。
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