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黒「………。」
?「黒ちゃん、怒らないでよ~。」
黒「なら何故、私のクローンまで送り込んだ?」
?「だってつまらなかったんだもん。…それに、貴方の目的を妨害するわけじゃないでしょう?」
いきなり女の口調が変わった。
黒「………。」
?「黒夜叉。貴方には貴方。私には私の目的がある。指図される覚えはないわ。」
女は冷たく言い放った。
黒「………。」
?「ま、黒ちゃんの目的達成にも協力するから大丈夫だよ♪」
さっきまでの冷たい口調が嘘のように子供のような口調に戻った。
?「だからさ、黒ちゃん。準備を手伝ってよ。」
黒「……わかった。本当に叶うんだな。」
?「それは黒ちゃん次第だよ。」
暗闇が晴れる。
?「さ、行こうか。始まりを知らせにね♪」
二つの影は光に包まれ、消えていった。
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