始まりはワンパターン

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――― 銀「………。」 ?「………。」 神「………。」 新「………。」 居間には重い空気が流れていた。 新八が叫んだ後、銀時、神楽が新八を見に来た。 のだが、銀時、神楽までも驚き、なんとか居間まで連れて来たのだった。 銀「………で、何でアンタがここにいるんだよ。松陽先生…。」 そう、その人物とは松陽だったのだ。 新「そうですよ!何で松陽さんがここに!?」 神「どういうことアルか、ヨッシー!」 銀時の言葉を口火に新八と神楽が勢いこんで松陽に聞き始めた。 松「どうしてと、聞かれましても。……私もよくわかっていないんですよ。」 松陽は困ったように笑いながらそう返した。 銀「………は?」 松「だから、私にもわからないんですよ。どうして自分がいるのかも。」 前作を見た方はご存知だろう。吉田 松陽は死んでいる。生きているはずがないのだ。 神「じゃあ、何でここに来れたアルか?」 松「それが、親切な人がここの場所を教えてくれたんですよ。『ここに行くといいですよ。』と。」
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