忘年会

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理由の2つ目 今日は大好きなネトゲの経験値&クレジット5倍イベントをやっていいたから。 俺は二次元とネトゲは神だと思っている純粋なオタクだ。 こんなおいしいイベントの日に俺は日夜訓練をつけていたのだが、 無駄に終わった。 そんな悲しい感情を引きずりながら俺は待ち合わせ場所の駅に着いた。 今日は10時からカラオケで7時から飯。 事前に来たメールで、俺はかなり焦った。 『料金がわからない』 友達が少ない上にネト厨の俺はカラオケに行ったことがなかった。 ゆえに値段がわからない。 得意のネットで平均カラオケフリータイム料金と飯のお金を計算してなんとか用意した。 課金しようとしていたお金が1日で消える。 そんな憂鬱な気分で挨拶すると、一人のクラスメートが俺に話しかけてきた。 「おはよう谷口」 こいつは俺の数少ない(俺が勝手に決めている)友達の佐々木瑞希。 身長は160いかないぐらいで、若干ソプラノの混じった声でしゃべってくる。 正真正銘の男だ
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