8人が本棚に入れています
本棚に追加
「ふぅー。やっと入学式が終わった～」
「長かったね‥…おかげで腰が痛いよ」
「ホントだね」
と、喋りながら廊下を歩いていた。
「あ、そういえば、私何組だろ？？」
「確かに！！早速見に行こっか♪」
「うん！！」
私たちは自分のクラスを確認するために
中央ホールへと向かって歩いてたはずなんだけど......
「ねぇ、輝…ここどこ？？」
「さぁ？どこだろ？」
さっきまで、たくさんの人で溢れかえっていたはずなのに、今は誰一人として人がいなくなってしまったのです。
「まさか適当に歩いてたとか言わないよね‥…？」
「えっ？？奈々が道知ってるんじゃないの？？」
「えっ？？知らないよ」
「「……………………………」」
「うん、迷ったwww」
「輝､笑ってる場合じゃない！！」
「ゴ、ゴメン………………」
「うー、本当にどうしょう………。多分もう少ししたらHRが始まるよ……」
「じゃ、人に聞いてくるか。」
「えっ、」
「奈々、うち聞いてくるから、そこから一歩も動かないでね！！」
「えっ！！ちょっ、輝！！」
といい、輝は廊下へと消えて行った。
最初のコメントを投稿しよう！