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そんな中…宙斗は、必死で追いかける…。
私は、宙斗を無視して寮の自分部屋に戻った。
その途中…、女子寮の寮監督と、行き合った。
「あれ??どうしたの??拓斗が何かした??ごめんね…」
この声は…拓斗さんの奥さんの美星さんだ…。
やっぱり、お腹が目立つ…。ほんとだったんだ…。
暫く黙っていたが…
「いえ!大丈夫です」
その場から離れた。
私は、最低な…最低な人間だ…。
すうっと涙がでた…。部屋に戻りベッドで、大泣きした。部活も終わり…千智が帰ってきた。
「どうした?!綾女…宙斗と喧嘩したの??それとも…この学園が嫌になったの??
見なかったことにしとく…。落ち着いたら御飯食べに食堂においで…」
千智が珍しく親切に扱ってくれた。
「…わかった…ごめん…心配かけて…」
私が答えたら、安心したのかその場から離れてくれた。
暫くして…寮の屋上にいった。
都会とは思えないほど星が綺麗だった。
「きれぃ…。千智に見せたいな…」
思わず声でた…。
「だろー!!俺も、好きなんだ…」
後ろから声がした。
どこかで聞いた声…。
宙斗だ!!
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