1. 出逢い そして 初めての☆

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すると…。 「宙斗!お前、まだ、宇宙飛行士になりたいって、言ってんのか?!いい加減諦めろ。諦めて、跡を継げ!!」 「なんでだよ!!! 兄ちゃんがいるのに、俺が継がなきゃ、いけねぇんだよ。 兄ちゃんばっかり贔屓だよな」 「宙斗、お前は、どうしたい?僕は、宇宙飛行士に、なるのは、反対だけど、お前が継がなきゃいけないってことは、ないからね」 「兄ちゃん…。有り難う。でも、俺やっぱり、諦めたくない…。」 私は、なんのことか すぐにわかった。だけど、なんで??立派な夢があるのに…。 疑問に思っていると…。 「なぁ…。兄ちゃん。なんで?反対なんだ??」 「そ…それは…。お袋のことだ!! だけど、今は…。後でプラネタリウムにこい!!教えてやる」 私は、その場から離れた…。見つかったら怖いからだ。 教室に、戻り、宙斗の周りに女子が集まってきた。 千智が…。 「綺羅くん。大丈夫だったぁ?相談してねぇ」 まただ…。やめさせなければ…。でも仲悪くなったら嫌だから、私は、黙っていた。 暫く、1人で、いると…。
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