1. 出逢い そして 初めての☆

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宙斗が、声をかけてきた。 「宇佐見さん!!一緒に来てくんないか?俺の、唯一の友達だから…」 返事をしないまま、宙斗に、連れていかれた。 そこに…誰かいる…。 誰かが近づいてきた。 すると 「おぅ! 宙斗。その子は??」 「わりぃ、兄ちゃん。1人で来んのが怖かったから…。 俺の友達」 「宇佐見綾女です」 それだけ言って、ペコッと頭を下げた。 「宜しく。宇佐見さん。僕は、宙斗の兄の拓斗です。宙斗と、仲良くしてね。」 私は、黙って、頷く。 「兄ちゃん。話って…。」 宙斗の、言葉に、私は、驚く。 「まぁまぁ、落ち着いて。ゆっくり話すから。どこか座って」 拓斗さんの隣に、私と宙斗が座った。 暫く、沈黙が続いた。 逃げたい…。 でも、出来ない…。 仕方なく私は、声をかける…。 「あの…。どうしたんですか??私、きた理由ありますか??」 拓斗さんは、笑いながら 「大丈夫だよ!これから、話すね。誰にも、言わないでね。退学になっちゃうからね」 私は、力強く頷く。 それが、合図かのように、話し始めた。
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