暗闇

4/7
前へ
/7ページ
次へ
そんな小言もむなしくおじさんには聞こえない。 体を動かすと節々が鈍い痛みが走る。 一番ひどいのは腰だった。 あれほど長い間、繋がっていたから仕方がない。 喉も渇き、痛みがある。 「のど、渇いたな」 上体を起こし、立ち上がり歩き出したとき、何かによってこける圭。 ドタッ ジャラ 「いった!・・・・なんだよ」 足を見ると足枷がつけられていた。 足枷からは鎖が付いており、柱に結ばれている。
/7ページ

最初のコメントを投稿しよう!

4人が本棚に入れています
本棚に追加