~ドラゴン退治は予約制~

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~ドラゴン退治は予約制~

俺は南條雅立派な男だ。 ある日俺は、父さんに連れられ、ある古い図書館に行った車を停め 「雅、待っていなさい。」と、言われて 「はーい。」 と適当に返した 父さんが図書館に入り数分の内に帰って来た。 後ろのドアを開け何やら小汚い本を紙袋4つにしてもって帰ってきた。 (図書館って1人5冊じゃなかったか?) という考えが頭をよぎり、父さんに聞いてみた。すると、 「あの図書館は明日無くなってしまうから一番仲のよかった父さんにあげようと手紙が来たんだが。なんせほら本が異様に少ないからね40冊ばかり貰ってきたんだ。まっ、あと50冊以上はあったけどね。」 父さんは俺の頭を撫で、車を出発させた。 数分後家に帰って来た。 すると、父さんが 「雅、ちょっと待ちなさい。」 「何?父さん。」 「今から、お前の部屋に本棚を置くぞ。」 「えっ?」 「今日、持って帰って来た本を全てお前にやろう。いつでもいい。気が向いたら読んでやってくれ。」 「う、うん。」 翌日、、、、、、。 「そういえば昨日父さんが読めって言ったな。題名はなんだろう。 『~クエストオブヒーロー~』 面白そうだな。読んでみるか。」
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