2.その男、有名

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ライトは、首をかしげながらテレビを見ていた。 画面には、ライトの父親である、アラン・L・エリコムが写っていた。 「何故だ……」 誰となくつぶやいたライトは、手近にあった荷物を手にすると黙って外に出て行った。 「ライト?どこ行くんだ?」 ウォルトの質問にも片手を上げるだけで、答えなかった。
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