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男の反応がないのがつまらなかったのか、リザは『はぁ~い。チップ』と、チップに話しかけた。
『なんで、この周波数を知ってるんだよ!』
驚いたチップは、動揺していた。
『あら、わたしだって、一応同業者よ?あなたのやりそうな手口くらい把握してるわよ』
『くそっ!!』
「チップ落ち着け。お前が動揺してどうする」
『俺は、完璧に準備してここに来てるんだ!絶対ばれないコードでこの屋敷のシステムに侵入してる!それが俺の自慢だ。この周波数だって・・・』
「解除は出来たのか?」
男が、チップをなだめる。
『あ、あと一つで開く』
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