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驚いた表情の父親。
不敵な笑みを浮かべたままのライト。
父親の驚いた表情が徐々に怒りの表情へと変わっていく姿を、ライトは楽しんでいた。
「貴様……!!いつ弾を抜いた!」
父親は、弾の入っていない拳銃を床に投げつけながら、額に血管を浮かべて怒りをあらわにしている。
ライトは、左手を前にかざすと、握っている手を開き6発の弾をパラパラと落とした。
「俺を、誰だと思ってんの?」
ライトの顔から笑みが消え、鋭い目つきで父親を睨みつけた。
ひるんだ父親は「こ、ここへお前が来ることは、よ、予想できていたんだ!!もうすぐ警察が来るんだ!さっさとつかまってしまえばいんだ」と額に汗をにじませながら言った。
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