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「中?あ、もしかして金庫の中に入ったのか??!まじかよ!あと3分もすれば警察が来るんだ!なんとかしてくれ」
「それなら心配はいらない」
「は?」
チップは間の抜けた返事をした。
「あの警報は俺が鳴らした」
「なんでだよ」
カタカタとキーボードをたたきながらウォルトを見た。
「今は、警察も来ない。リザがいると聞いたから、わざと警報機を作動させたんだ」
『ウォルト、チップ。今から脱出する。A地点まで移動だ』
「ライト!!!無事だったのか!!」
『お前のおかげで助かった。ウォルト』
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