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毎日平凡に過ぎていく。
次の日も私は就業時間ギリギリに会社に着いた。
ちょっと今日は寝坊しちゃって、いつもより早歩きをしていた。
「すみません。」
突然呼び止められた私。
男の人の声。
声のしたほぅを見ると、細身のスーツを綺麗に着こなし、サラサラ揺れるダークブラウンの髪。
奥二重の綺麗な瞳。
155センチしかない私が見上げるほどの高い身長。
いわゆる…イケメンですね…が私に笑顔を向けている。
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