3月11日

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そして、しばらくして 余震が収まってきた頃に、校庭へ避難した。 校庭から見える道路は渋滞で、 見る人達はほとんど泣いてて、 きっと 地球滅亡? ちょっと大袈裟に考えていた。 みんな、お母さんやお父さん、保護者が迎えに来ていた。 あたしのお母さんも、来てくれてた。 安心して、涙が溢れそうだった。 弟や妹もあたしとお母さんを見つけて、駆け寄ってきた。 弟は、2人とも泣いてなかった。 ちょっとだけ、泣いた自分が悔しかった。
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