一章

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「ただいまー…」 「あら、お帰り桃花ちゃん。学校どうだった?」 「あ……楽しかったです…お弁当ありがとうございました。おばさん」 「いいのよ~もうすぐ晩御飯だからちょっと待っててね~」 「はい、ありがとうございます。」 軽い足音をたてながら台所へとおばさんは向かっていった ガチャ 「ただいま帰りました、おじさん」 「…あぁ。」 おじさんとおばさんは両親をなくした私を家においてくれている優しい人たち 本当に感謝してる…だけど、きっとここでも私は邪魔者なんだろうな 自分の部屋に行き、制服から着替える 少し宿題をやろうと机に向かうがやる気がしない 「学校行きたくないなぁ…」
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