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このフォンタナ王国は約200年程前に魔界(正式には“破衝界”)の者達により一度滅亡したとされている。
しかし数十年後に平穏が訪れし時、生き延びた者達の手により再建された国の一つであった。
再建した国の玉座に迎えられたのは生き延びた民の一人であり三英雄の一人とも呼ばれた魔法使いだった。
魔法使いは即位後に民から“導王”と呼ばれる様になった。
しかしその導王も50年余りの治世の後、兄弟の孫の一人「ガルディスⅠ世」に玉座を譲り忽然と王宮から姿を消したと伝えられている。
また、同時期に他国の王となっていた2人の英雄王
ディオヴェントの法王
レリーソンの闘王
…‥も王位を次の者達に譲り姿を消したと伝われている。
その為3ヵ国には今でも玉座は2つあり1つは英雄王の席であり国の象徴となっている。
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