亀裂

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私の仕事は朝早く夜晩い職人仕事をしていました。 毎日、仕事から帰宅して息子の顔を見るのが唯一の楽しみ! ただ、仕事では役職を持っていて大忙しの毎日。 休みも取れずに働き詰め。 次第に子供の世話も嫁任せになる日々。 亀裂のきっかけは自分が悪いとわかってはいたが… ある日 いつものように晩くに帰宅 可愛い息子の寝顔にチュ! ん?… 顔に小さな痣が… 嫁に聞いてみる ・つかまり立ちしてて転んだの… あ~そっかぁ 変な所にぶつけないように気をつけて見ててくれな! なんて返答をかえす この頃、プルプルと足を震わせながらつかまり立ちをするようになっていました。
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