第二章
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牢屋の中で弟らしい奴は 鎖で繋がっていて まさに監禁だった。 「つ、椿様ですか?」 僕は咄嗟に椿の後ろに 身を隠した。 「大丈夫か? 隠れなくても平気だ」 「本当に?」 「あぁ。今日はお前に 逢わせたい人を 連れてきた」 椿は僕の問い掛けに答え 牢屋にいる奴に 話しかけた。
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