第三章

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椿は牢屋から 少年を躊躇なく出した。 椿「でて来い。 解放してやる」 「有難うございます」 少年は姿が僕に似ていた。 「椿、こいつが 僕の弟…?」 椿「あぁ。ユイと言う」 ユ「にぃちゃん! 覚えてる?」 「ごめん、知らない…」 ユイは僕に抱き着いた。 目が紅くなっている事に 気付いた。 椿「感動な再会だな」 「知らないって 言ってるだろ」 ユ「ユキにぃちゃん!」 椿「心配するなユイ。 記憶障害だ…」 椿の言葉に僕は睨んだ。
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